会席料理とはどういった料理か
会席料理とは、簡単に言うと宴席でもてなされる料理の事を言います。
元々の由来は武士が来客をもてなす時に用意した本膳料理です。
人が集まる時の宴席でお酒を飲みながら、楽しみながら食べると言う形のものでした。
そのメニューとしては一汁三菜の形となっています。
つまり、吸い物、刺身、焼き物、煮物という、汁物とおかず三品と言う形です。
またそこにご飯とみそ汁や香の物、さらにデザートとして水菓子等が付いているタイプが用意されています。
そこに揚げ物等が加わる事もありますが、一汁三菜が基本の形です。
会席料理と懐石料理の違いは
耳で聞いていると一体どちらの事を言っているのか分からないのが、会席料理と懐石料理です。
どちらも「かいせき」と言う言葉を使っていますが、漢字表記にすると両者が同じ料理ではなさそうだ、と言うのは見えてくるかもしれません。
しかし実際にはそれぞれの違いが何なのか分からないと言う人もいるのではないでしょうか。
簡単に言うと、会席料理はお酒を楽しむ為に用意される料理の事です。
そして懐石料理はお茶を楽しむ為に用意される料理の事です。
ただ、名前が違うだけでなく、実はご飯が出てくるタイミングも違うのをご存知でしょうか。
懐石料理の場合は、実はご飯も最初に出て来ます。
反対に会席料理はご飯やお味噌汁は料理が提供された後、つまりデザートの前に提供される形です。
今の時代もお酒を飲む時は〆でご飯を、と言う人も少なくないので、そんなイメージを想像してみると理解しやすいのではないでしょうか。
マナーを知ろう
料理が順番に出てくる会席料理は、通常の和食のマナーとは少しだけ違う所があります。
とは言っても、どんな道具を使わなければならないとか、何か言わなければならないと言った堅苦しいマナーがあるわけではありません。
基本的には出てきた料理をその順番に食べるようにしましょう。
だから最初に椀物が出て来たら、丁寧に蓋を開けて汁を飲んでみましょう。
その次に具をいただく形です。
次は刺身が出てくるので、しょうゆをこぼさない事を意識して食べると良いでしょう。
こぼしそうだったら醤油皿を持ち上げても大丈夫です。
ただ手を添える事自体は上品な所作とも言えますが、手皿はNGです。
小鉢や小皿は手に持ってOKの食器なので、胸元まで持ち上げて食べましょう。
ただ大皿等は持ち上げてはいけないので、その点にも注意します。
また、順番に食べるのは分かったけれど、食べ終わる前に次の料理が来てしまったらどうするのか分からないと言う人もいるはずです
基本的には前の料理を急いで食べたり下げて貰う必要はありません。
ただその料理の温度が変わり過ぎる前に食べるようにしましょう。
またお酒を楽しむ為の料理ですが、ご飯が出て来たらお酒はそこでストップです。
これらの点を覚えておいて、ぜひ会席料理を気軽に楽しんでください。