基本的なお箸のマナーを身に付けておくと安心です

お箸の上手な持ち方を知っておきたい

歓迎会や同窓会、法事などで和食が味わえる懐石料理のお店や、小料理屋や居酒屋に行く機会があります。
和食は箸を使って食べるので、年配者に好印象を持ってもらうために箸のマナーを知っておきたい人が増加しています。
ほとんどのお店では割りばしやプラスティック素材の商品を、料理や器と一緒に提供をしています。
料理を食べ始める前に箸を手に取りますが、なるべく右寄りに持ったほうがきれいな印象を持ってもらえます。
箸置きが置いてある場合は食事の途中で使用しますが、置いていない場合は箸袋を折って使用すると良いでしょう。
懐紙が置いてある場合は、箸置きの代わりに折って使用しても問題はありません。
和食の料理は盛り付けや彩りが美しいのが特徴なので、奥のほうに箸で探ったりはせず、手前から崩さないように食べましょう。
懐石料理のお店では少しずつ、絶妙のタイミングで料理を提供してくれるので、箸を上手に使える人はお店の人にも好印象を持ってもらえます。

ねぶり箸や迷い箸は絶対に避けましょう

日本の伝統的な箸は、小さい頃から使用していますが、正しいマナーは身に付いていない人が少なくありません。
昭和の時代では親の躾が厳しかったので、食事のマナーをわきまえている人が多いですが、現代は日本の食生活も大きく変化しており、上手に箸を使えない人もおられます。
料理を取る前に中断をして、他の器の料理を食べてしまう迷い箸は和食では厳禁なので注意をして下さい。
料理を食べる前にお箸を舐めてしまう行為も、不潔な印象を与えてしまうので人前では避けたほうが良いでしょう。
和食は天ぷらや刺身、香の物、煮物などの料理が提供されますが、基本的なマナーを知っておくと、恥をかかなくて済みます。
食事のマナーが掲載されている雑誌や、専門書などを購入しておくといざという時に役立てられます。
高級懐石などのお店で接待をする時は、きれいな食べ方ができる人は育ちが良いイメージを持ってもらえます。

箸袋の端を折っておきましょう

和食が味わえるお店では、1、2時間掛けて食事を楽しんでいる人が多いですが、食べ終わった時もスマートな印象を持ってもらう必要があります。
使用した箸を箸袋に戻してしまう人が多いですが、使用前と区別が付くように箸袋の端を折ってから、戻すことが大事です。
高級な雰囲気のお店ではスタッフが、使用済みの食器やとっくり、湯呑みなどを下げに来てくれますが、箸袋に折り目が付いていると使用済みだとすぐに気付いてもらえます。
年配者が多く集まる時は、きれいな食べ方を身に付けておきましょう。

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